No.16 口内環境とインフルエンザ予防
毎年12月頃からインフルエンザが流行り始める季節になります。
最もピークとなる1~3月にそなえ、遅くとも11月頃から「手洗い」や「うがい」など、早目の予防策に努めましょう。
「手洗い」、「うがい」以外にも、細菌やウイルスの入り口であるお口を清潔に保つ「口腔ケア」(毎日の歯みがきやだ液腺マッサージなど)を日頃からきちんと行うことも、インフルエンザ予防につながることが証明されています。
適正な口腔ケアを行うことで、口腔ケアをしなかった人に比べて、インフルエンザの感染率が約1/10に減少したという報告があります。
口内の細菌が出す酵素は、気道粘膜を覆う保護膜を破壊して、ウイルスが付着しやすいようにすると言われています。
しかし、適切な口腔ケアをすることで、口内の細菌数や細菌の出す酵素を減少させることができるのです。
口内環境と生活習慣に気を付けて、インフルエンザ対策をしっかりして、冬を乗り切りましょう!